2025年7月、静岡県伊東市を揺るがす「学歴詐称問題」で一躍注目を集めた田久保真紀市長。
「市のトップが経歴をごまかしていた」として全国ニュースでも取り上げられましたが、辞意を表明した翌日、彼女はファストフードの紙袋を手に登庁。報道陣に対して、「高齢の母が心労で倒れまして…」と涙ながらに語った姿が印象的でした。
そこで今回は、混乱の中でも母のことを第一に思いやる姿勢が話題になった田久保市長の“家族”にスポットを当てて、個人的感想も含めて詳しく掘り下げていきます。
■ 田久保真紀は母子家庭で育った
田久保真紀さんは1970年2月3日生まれ。千葉県船橋市出身です。
彼女が10歳のとき、最愛の父親を病気で亡くし、その後は母親と2人での生活が始まりました。家族を支えてきたお父さんが急にいなくなるというのは、当時の田久保さんにとって計り知れない衝撃だったに違いありません。
その後、母娘は静岡県伊東市へと移住。この地で田久保さんは中学・高校と進学し、地元で暮らしながら人生を歩んできました。

田久保真紀さんは千葉県出身で、現在は静岡県伊東市で母親と住んでいます!
■ 市長になった今も、母への思いは変わらない
辞意表明から一夜明けた2025年7月8日。田久保市長が登庁したのは正午近く。予定されていた政策会議が10時からだったことを考えると、遅れての出勤です。
この理由について、彼女は記者にこう語っています。
「高齢の母が心労で倒れまして、私も母子家庭なので代わりに面倒を見てくれる人が到着するまで、家で一人にしておけなかったんです。」
この発言からもわかるように、現在も田久保市長は母親と同居し、その介護・生活の面倒を自ら見ているようです。



この行動に、ネットでは賛否両論です。
■ 父はすでに他界、兄弟姉妹は不明
田久保市長の家族構成をさらに掘り下げると、父親は前述のとおり10歳のときに他界。病気によるものだったと報じられています。
気になる兄弟姉妹の存在については、これまでの報道や本人の発言からは確認されていません。現時点では一人っ子である可能性が高く、母親と二人三脚で人生を歩んできたようです。



兄弟の存在は確認できませんでした
■ 結婚歴はなし?現在は独身
プライベートな話題としてもうひとつ気になるのが、田久保真紀さんの結婚について。
こちらも本人のこれまでの発言や報道によれば、田久保さんは現在「独身」で、子どももいないようです。
結婚歴に関する情報もこれまで明らかにされておらず、おそらく未婚のまま市長にまで上り詰めたキャリアウーマンと言えるでしょう。



結婚や離婚の情報はなく、55歳独身ということですね。
■ 異色の経歴を持つ努力家
田久保真紀さんは、もともと飲食業、カフェ経営、人材派遣会社、営業職など、さまざまな職種を経験してきました。
その後、伊東市議会議員に転身し、2024年には伊東市史上初となる「女性市長」として当選を果たします。
しかし、その直後から「東洋大学卒業」と記載した学歴に疑問が持たれはじめ、結果として「除籍処分だった」と大学側が公式発表。これにより、学歴詐称問題が浮上し、田久保市長は辞意を表明する事態となったのです。



学歴詐称問題で自らの首を絞めている感じです!
■ まとめ:母と二人三脚の人生、これからも
今回の騒動で、多くのメディアが彼女の経歴や発言に注目しましたが、その裏には「家族思いの一面」が確かに存在しています。
母のために生活を犠牲にしてまで登庁時間を遅らせるという判断。賛否はあるかもしれませんが、それだけ田久保真紀さんにとって、母親はかけがえのない存在なのだということが伝わってきます。
市長としての評価はこれから議論されていくべきですが、家族を大切にする気持ちや、逆境の中でも人間らしさを失わない姿勢は、多くの人の心に残ったのではないでしょうか。
今後、彼女が再び政治の場に戻るのかどうかも含め、注目していきたいところです。



自業自得とはいえ、今回の騒動で、母親の心労も相当だと思います!
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