2025年7月14日、徳島自動車道で起きた正面衝突事故が全国の注目を集めました。
伊予鉄バスの高速バスと、建設会社「曽我部組」のトラックが正面衝突し、車両が炎上。
この痛ましい事故で2人が死亡、12人が重軽傷という深刻な被害が発生しました。
そして翌15日、警察は過失運転致傷の疑いで、四国中央市にある曽我部組を家宅捜索。
今回はこの曽我部組という会社について、企業情報や社長のコメント、世間の評判・独自視点での感想も含めて詳しく掘り下げていきます。
◼ 事故の概要:タイヤバーストが原因か?
事故が起きたのは徳島県阿波市市場町切幡古田の徳島自動車道。
正午過ぎ、走行中の伊予鉄バスと対向車線から来た曽我部組のトラックがセンターラインを越えて正面衝突。
バスはそのまま炎上し、
- トラックの運転手(曽我部組の社員)
- バスの乗客1名
この2人が命を落とし、合計12名が重軽傷を負うという重大事故となりました。
バスの運転手によれば、
「トラックのタイヤがバーストし、センターラインをはみ出してきた」
との証言があり、警察は現在、トラックの整備状況や点検履歴を詳しく調べています。
◼ 曽我部組とは?会社概要をチェック
社名:株式会社 曽我部組
所在地:愛媛県四国中央市土居町入野237-2
事業内容:送電線用鉄塔の基礎工事(主に山間部の重機作業)
公式サイト:[http://sogabegumi.jp/]
曽我部組は、電力インフラの根幹ともいえる送電線鉄塔の基礎工事を専門とする会社です。
地味ながら重要なインフラ工事を請け負う職人集団ともいえますが、現場は過酷で危険も伴うため、一般にはほとんど知られていない存在です。
社長は名前こそ公開されていませんが、家宅捜索前に取材に応じ、
「徳島から荷物(重機)を運んで帰っていた」
「亡くなった方、伊予鉄の方には申し訳ない気持ちでいっぱい」
と述べています。
◼ 曽我部組の業務と安全管理、問題点は?
公式ホームページを見ると、曽我部組は「送電線用鉄塔の基礎工事」というニッチな分野で実績を持ち、他社との競争が少なく安定受注があることをアピールしています。
ただし、その内容を読み込むと気になる部分も。
- 山中でのヘリ搬送や重機運搬など、高リスクな作業が多い
- 社員数や人材確保について不透明
- 運行管理や安全指導の体制が見えにくい
といった点が浮かび上がってきます。
特に今回のような「タイヤのバースト」が事故原因とみられている場合、
定期的な整備や点検、運行前のチェックが適切だったのかが問われます。
そもそも、車両の安全管理が甘かったとすれば、これは企業の責任として非常に重いものです。

曽我部組の仕事内容は専門的で重要だと思いますが、今回の事故を見ると「ちゃんと整備してたの?」と不安になります。社員や車両の管理体制が見えにくいのも気になりますし、命を預かる仕事だからこそ、もっと安全意識を徹底してほしいです。
◼ 曽我部組の評判は?ネット上の声
SNSやGoogleの口コミを見ると、会社そのものへの投稿は多くありませんが、事故後にはこんな声も。
「テレビ報道されているなら、しっかりと原因調査と説明をしてほしい」
「タイヤバーストって、整備不良だったのでは?」
「最近、タイヤの溝が無くなるまで使う会社が増えてる。整備意識の低さが問題」
「この気温だとタイヤ内圧が上がる。点検してなかったんじゃ?」
「下請けの立場だとコスト優先になるけど、こういう事故を見ると『安全軽視』のツケが回ってきたように思える」
「企業として真摯な対応を」
など、対応の誠実さや安全管理体制の不備に対する疑念が広がっています。
さらに、四国電力系の工事を多く請け負っているとの情報もあり、「下請けだからこそ安全面にもっと厳しくあってほしい」という声もちらほら。
◼ まとめ:事故は防げなかったのか?企業としての責任とは
今回の事故で亡くなった方は戻ってきません。
問題は、企業として再発防止のために何をするのかということ。
曽我部組のような建設会社が、大型車両を扱い長距離移動する以上、
「整備の徹底」と「運転手の勤務管理」は欠かせない業務の一環です。
被害にあった伊予鉄バスや乗客・遺族の方々にとっては、
「きちんと点検していれば防げた事故なのでは?」という思いが消えないはずです。
今後の警察の捜査を待ちつつ、曽我部組がどこまで責任を明確にし、改善に取り組むか。
社会的な信頼を回復できるかが問われています。



あまりにも痛ましく、胸が締めつけられるような事故でした。
バスの乗客が炎上の中でどれほど恐怖を感じたか想像もつきません。
会社側には、きちんと整備や安全管理をしていたのか、責任ある説明と対応を強く望みます。
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