JR四ツ谷駅サンサン広場公園前の歩道で事故発生──歩道の女性が意識不明の重体に
四ツ谷駅前サンサン広場公園前の歩道
2025年7月7日(月)午後1時前、東京都千代田区のJR四ツ谷駅前の交差点で、軽自動車が歩道に突っ込む事故が発生しました。
警察への通報によると、「乗用車が花壇に突っ込んでいる」「歩行者と接触した」といった110番通報が相次ぎ、現場には多数の警察・消防が出動。現場にいた目撃者によると、事故はかなり突然で、「ブレーキ音も聞こえなかった」との声もありました。
歩いていた女性は車に衝突され、意識不明の重体とのこと。運転していたのは50代の男性で、本人もけがをしているようですが、詳細は不明です。
警視庁は事故原因を調査中で、飲酒や体調不良などの可能性についても捜査している模様です。
事故車両には「MEDISKET」の社名──どんな会社なのか?
現場の映像やSNSの投稿によると、事故車両には「MEDISKET(メディスケット)」という会社名が貼られており、スズキ・アルトと見られる軽自動車でした。
この「MEDISKET」は医薬品や医療機器の配送・ルート配送などを行っている業者とされ、企業のWebサイトでも「医療業界に貢献するロジスティクス」といった記述があります。
つまり、病院や薬局などに薬を届ける業務を担う会社と考えられます。社会的にも責任の重い仕事をしている企業ですが、今回の事故でイメージは大きく揺らいでいます。

テレビでも車の「MEDISKET」の会社ロゴが確認できました。
【企業解説】株式会社メディスケット(MEDISKET)とは?
― 医療物流を担う「助っ人企業」の実像
■ どんな会社なのか?|医薬品物流の新たな担い手
株式会社メディスケット(MEDISKET)は、2022年4月に設立された医薬品や検体の配送などを行う医療物流会社です。
本社は埼玉県三郷市上彦川戸に所在し、「株式会社メディセオ 埼玉エリアロジスティクスセンター」の5階に入居しています。
比較的新しい会社ではありますが、設立当初から全国の医療機関や薬局に向けた医薬品の配送・検体回収・医療資材の運搬などを専門的に行う物流業務を担っており、医療現場を支える重要な役割を果たしています。
■ 経営理念と社名の意味|“医療を支える助っ人”という想い
メディスケットの企業名には、以下のような明確なコンセプトが込められています。
- 「MEDI」=医療(Medical)
- 「SKET」=助っ人(Supporter)
この2つの単語を掛け合わせ、「医療を支える助っ人でありたい」という強い想いから名づけられました。
また、ロゴマークに使われている「M」の字は、人と人を物流でつなぐ橋渡しの役割を表現しています。
企業としては、「流通価値の創造を通じて人々の健康と社会の発展に貢献する」ことをビジョンとして掲げ、日々の物流業務に取り組んでいます。
■ 親会社との関係|大手医療流通グループの傘下企業
メディスケットは単独の中小企業ではなく、業界大手の2つの企業が出資する子会社です。
▽ 主な株主
- 株式会社メディパルホールディングス
(日本最大級の医薬品卸・メディセオなどを傘下に持つ上場企業) - H.U.グループホールディングス株式会社
(臨床検査・検体輸送などを行うグループ企業)
このように、医薬品流通や臨床検査を専門とする大手企業グループの戦略子会社として、医療業界のインフラを支える役割を担っているのがメディスケットです。
■ 事業内容|何をしている会社なのか?
メディスケットの事業は、主に以下の3つの分野に分類されます:
① 医薬品配送業務
病院・診療所・調剤薬局などへの医薬品のルート配送を行う。温度管理が必要な薬剤も含まれるため、高度な品質管理が求められます。
② 検体の集荷業務
血液や尿などの検査検体を回収し、検査機関へ安全かつ迅速に運搬する業務。医療の検査精度やスピードに直結する重要な任務です。
③ 医療関連物流の受託
医療資材や機器などの**物流委託業務(BPO)**を受け持ち、病院の在庫管理や物品供給の効率化を支援しています。
■ 経営方針と企業文化
メディスケットでは、以下の3つの経営方針を掲げています:
- 社会から信頼される活力ある企業文化の創造
- 株主価値を高める経営とコンプライアンスの徹底
- 誠実で自由闊達な社風の醸成と創造性に富む人材の育成
医薬品という**“命に関わる物資”を扱う会社**である以上、コンプライアンス(法令順守)と安全・誠実さは非常に重視されています。
また、社内では若手からベテランまでが協力し合い、自由に意見が交わせる風通しの良い企業文化を目指しているようです。
■ 代表者と体制
- 代表取締役社長:若菜 純 氏
- 代表取締役副社長:井上 桂輔 氏
この2名を中心とする経営体制で、関東圏を中心とした物流ネットワークを構築し、成長を続けています。
■ まとめ|医療の“縁の下の力持ち”的存在
株式会社メディスケットは、表にはあまり出てこない存在ながら、日本の医療体制を下支えする物流のプロフェッショナル企業です。
医薬品や検体といった命に関わるモノを安全・正確に届けるという使命のもと、
企業としての誇りと責任を持って日々の業務にあたっています。
医療現場の“助っ人”として、今後ますますその社会的役割が注目されていくことでしょう。
MEDISKETのGoogleの口コミが炎上状態──「運転が荒い」「怖かった」の声多数


今回、ネット上で大きな注目を集めているのが「MEDISKET」のGoogle口コミ。
実際に確認してみると、★1.1という極端な低評価で、
- 「何度も危ない運転を見かけた」
- 「スピードを出しすぎて追い越された」
- 「車線変更が乱暴」
- 「歩行者を無視して突っ込んできた」
など、交通マナーの悪さを指摘する内容が多く投稿されています。
X(旧Twitter)でも、「四ツ谷駅前で事故った車の会社、前から運転がひどいと有名だった」「社名付きの車でよくそんな乱暴な運転できるな」といった批判が飛び交い、炎上状態です。



客観的に見て、★1.1は相当な低評価で、以前から不評な会社と言えますね
今後、法律的にどうなる?運転手と会社の責任
今回の事故がどのような法的責任につながるか、一般的なケースから考えてみましょう。
まず、歩道を走行中の車が歩行者に衝突した場合、過失運転致傷(または致死)罪に問われる可能性があります。仮に、飲酒や薬物、持病などの影響があった場合は、さらに重い処分が下されることも。
さらに、今回のように業務中に事故を起こした場合は、会社の「使用者責任(民法715条)」も問われる可能性があります。これは、会社がドライバーの管理を怠っていたとみなされた場合、損害賠償などの責任を会社側も負うことになる制度です。
SNSでは「社名付きの車で荒い運転する時点で教育がなってない」「口コミがあれだけあるのに放置してたのか?」と、会社の管理体制そのものに批判が集まっています。
警視庁は現在も事故原因や会社側の責任を含め、捜査を進めているとのことです。



社用車の可能性が高いので、会社の管理責任も問われる可能性がありますね。
ネットの反応は厳しい目線に
X(Twitter)を中心に、ネット上では「信じられない」「こんな会社に医薬品を運ばせていいのか?」といった声が次々と投稿されています。
特に目立ったのが以下のような意見です:
- 「会社の名前入りであの運転はひどい。信用失うよ」
- 「あの辺よく通るけど、スピード出してる軽自動車見かけたことある」
- 「薬を運ぶ会社なら、もっと安全運転してほしい」
- 「社員教育どうなってるんだろう…」
中には「事故前に、会社の車の運転にヒヤッとしたことがある」という体験談まであり、日頃の運転マナーの悪さが積もり積もって、今回の大きな事故に繋がったのではないかという見方も出てきています。



会社の口コミは以前から炎上しており、不満が溜まっているように見えます。
まとめ|事故は突然でも、日々の運転には“積み重ね”がある
今回の四ツ谷駅前の事故は、ただの「一瞬の不注意」ではなく、日頃からの運転マナー・会社の教育体制の不備が見え隠れする事件ともいえそうです。
事故の詳細な原因や会社の今後の対応は、今後の捜査や報道を待つ必要がありますが、改めて「社用車である以上、社会的責任を意識して運転するべき」という声が強まっています。
誰かの命を守るために動く仕事で、誰かの命を奪ってしまう──
こんな悲しい矛盾が繰り返されないよう、今回の件はしっかりと検証されるべきでしょう。
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