キズナ産駒は“ヒモ穴の宝庫”!? 東京芝2400mで回収率が跳ねる理由とは

今回はキズナ産駒の東京芝2400mにおける成績を詳しく見ていきます。
クラシックディスタンスであるこの距離は、直線のスピードとスタミナの総合力が問われる舞台。
その中で、キズナ産駒がどういったパフォーマンスを見せているのか、以下に表と解説でまとめました。

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📊キズナ産駒｜東京芝2400m成績まとめ

項目	数値
着別度数	4 – 12 – 11 – 60（全87走）
勝率	4.6%
連対率	18.4%
複勝率	31.0%
単勝回収率	141%
複勝回収率	118%
単勝適正回収値	37.4

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🧐データから見えるキズナ産駒の特徴とは？

① 全体的に見れば、回収率は高め

単勝回収率【141％】、複勝回収率【118％】と、平均を超える優秀な数字が出ています。これは、人気のない馬が時折大穴をあけていることを示しています。

一方で、勝率4.6%とやや低めで、複勝率も31%と「安定感」はそれほど高くありません。「来る時は一発あるが、来ないことも多い」といった波のある傾向が見て取れます。

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② 人気別で見ると、極端な傾向がある

人気	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率	単勝適正回収値
1番人気	9.1%	63.6%	81.8%	15%	100%	20.7
4番人気	18.2%	18.2%	36.4%	144%	60%	169.5
15番人気	100.0%	100.0%	100.0%	10540%	2150%	10540.0

▶ 1番人気は成績安定、でも儲からない

複勝率は【81.8%】と安定感バツグン。しかし、単勝回収率は15%と大きく下回り、馬券的な妙味（おいしさ）は低め。信頼して軸にするなら複勝・馬連向き。

▶ 4番人気に注目！狙い目のゾーン

勝率18.2%、単勝回収率144%、単適正回収値169.5と魅力たっぷり。人気と期待値のバランスが取れた「狙い目ポジション」です。

▶ 15番人気の超穴馬が激走

1頭の激走で、単勝回収率10,540％という異常値。もちろんこれは一発屋的な例ですが、「キズナ産駒＝大穴の夢がある」という印象を強めます。

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💡回収率に関する考察

● 単勝回収率141％の内訳

この数値は、数少ない的中で大きな払い戻しを受けた結果。的中率が低くても、一撃で回収率を跳ね上げられるタイプであることがわかります。

特に、15番人気の激走（1着）が全体の数字を押し上げています。裏を返せば、「人気薄の時だけ買っていればプラスになる可能性」があるということ。

● 複勝回収率118％の安定感

こちらは単勝よりはバラつきが少なく、比較的多くの馬が3着以内に入っており、一定の堅実性もあることを示します。特に1～5番人気あたりまでの馬で複勝率は高めです。

● 単勝適正回収値37.4の意味

適正回収値は「人気に応じて賭け金を調整した場合の理論的回収値」ですが、37.4という数字はやや低め。

これは、「人気馬で厚く勝負しても報われない」「人気薄の好走が偶発的で再現性に乏しい」という2つの可能性を示しています。簡単に言えば「買い方次第でプラスになることもあるが、常に正解とは限らない」ということです。

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🔍まとめ

キズナ産駒の東京芝2400mは、波が激しく、穴馬としての爆発力が魅力。

特に4番人気やそれ以下の中穴ゾーンにおいては、高回収率の傾向が見られ、過剰人気の馬よりも「少し人気を落とした馬」を狙うと妙味があるという結果になっています。

ただし、信頼性を求めるなら1番人気で複勝圏を狙うのが堅実。勝ち切るかどうかは不安定でも、3着以内にはかなりの確率で来ています。

「一発狙い」と「堅実派」の両方にアプローチできるキズナ産駒。東京芝2400mでは、人気とのバランスを見ながら、買い方を柔軟に変えることがカギになりそうです。

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