【回収率10％】東京芝1400mのキズナ産駒は危険？人気別に徹底検証

キズナ産駒といえば芝中距離で強いイメージがありますが、「東京芝1400m」という条件では実際どうなのでしょうか？

今回は最新のデータをもとに、勝率・連対率・複勝率・回収率などを総ざらいし、この条件で狙うべきか？外すべきか？を深掘りしていきます。

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◆キズナ産駒の東京芝1400m成績まとめ

データ項目	数値
着別度数	3-6-10-53 / 72
勝率	4.2%
連対率	12.5%
複勝率	26.4%
単勝回収率	10
複勝回収率	60
単勝適正回収値	ー（人気別参照）

※集計期間：2019.10.26 ～ 2025. 5.11

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◆成績は正直イマイチ

まず、勝率4.2%、複勝率26.4%という数字は、芝馬としては物足りなさを感じます。

特に、単勝回収率「10」というのはかなり深刻。72レース中3勝しかしておらず、しかもその勝ち馬が人気馬に偏っているため、「穴で買っても儲からない」ことがはっきりしています。

複勝回収率は60と少しマシに見えますが、それでも回収ライン（100）には遠く及ばず。人気に関わらず、期待値的にはやや厳しいと言わざるを得ません。

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◆人気別に見るとさらに厳しい現実が…

人気別の成績を見ていくと、さらにその傾向が明確になります。

人気別の主な成績まとめ（東京芝1400m／キズナ産駒）

人気	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率	単適回収値
1番人気	30.0%	60.0%	80.0%	73	98	72.4
2〜3番人気	0.0%	14.3〜33.3%	33.3〜57.1%	0	56〜78	0.0
4番人気以下	0.0%	〜	0〜28.6%	0	〜	0.0

※集計期間：2019.10.26 ～ 2025. 5.11

ここから分かるのは、

• 1番人気以外では勝てていない
• 中穴〜人気薄に賭けても、当たらないし回収もできない

という、かなりシビアな現実です。

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◆単勝適正回収値が示す“買い方の妙”も通じない

単勝適正回収値は、人気に応じて賭け金を調整する「合理的な買い方」をした場合の回収率です。これは、本当に得意な舞台なら、人気でも薄くても利益が出る可能性があるという基準になる指標ですが…

今回のデータでは、

• 1番人気ですら72.4
• 他人気ではすべて0.0

つまり、「期待できる買い方が一切ない」と言ってもいいほど。

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◆なぜ東京芝1400mが苦手なのか？

キズナ産駒は基本的に芝中距離以上でスピード×スタミナ×パワーをバランスよく活かす展開を得意とします。東京芝1400mは、

• 短距離だがスローペースになりやすい
• 直線が長いので瞬発力優位の展開になりやすい

という、瞬発力の絶対値が求められる独特のコース。この点が、キズナ産駒にはやや合っていない可能性があります。

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◆結論：東京芝1400mのキズナ産駒は「基本見送り」

1番人気ならまだしも、それ以外は勝ち切れない・回収できないというデータがはっきり出ており、この条件でわざわざ狙う価値は薄いです。

他の条件で、より適性の高い舞台を見極めて狙う方が、馬券的には遥かに効率的でしょう。

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▼まとめポイント

• キズナ産駒は東京芝1400mでは苦戦傾向
• 勝率4.2%、単回収率10はかなり低い
• 1番人気のみ好走実績があるが、過信は禁物
• 中穴・人気薄は完全に割り切り対象
• 他の得意条件でこそ“買い”！

今後、キズナ産駒の取捨に迷ったら、東京芝1400mでは“静観”が正解かもしれません。