名古屋の主婦殺害事件で逮捕された安福久美子容疑者(69)。
高校の同級生だった被害者の夫との関係や、公開された卒アル写真が“似顔絵とそっくり”だと話題になっています。
この記事では、安福容疑者の高校時代の素顔や、卒アルと似顔絵が似ていたのになぜ逮捕が遅れたのかをわかりやすくまとめます。
高校時代の安福久美子はどんな人だった?

安福久美子容疑者は、被害者の夫・悟さんの高校時代の同級生。
ソフトテニス部に所属していて、当時はおとなしくて感じのいいタイプだったと同級生は話しています。
卒アル写真を見ると、穏やかで控えめな印象。
「地味だけど優しそう」「真面目な子だった」という声も出ています。
特別に目立つ存在ではなかったものの、部活では仲間思いで明るい一面もあったといいます。
卒アルと似顔絵が「そっくり」と言われる理由


事件当時、警察が公開していた犯人の似顔絵は、
丸みのある輪郭と落ち着いた目元が特徴的でした。
そして今回報道で出た卒アル写真を見ると、
輪郭や目の形、口元まで驚くほど似ているとSNSでも話題に。
実際に「似顔絵そのまま」「26年前の顔がほとんど変わってない」との声もあり、
“そっくり”という印象を持った人が多かったようです。
それでも「なぜ」すぐに逮捕できなかったのか
ここで気になるのが、「なぜあれほど似ていたのに捕まらなかったのか」という点。
理由はいくつか考えられます。
- 接点が薄かった
悟さんは「同窓会で会った程度で、連絡先も知らない」と語っています。
つまり、高校卒業から何十年も経っていて、顔を見てもすぐ思い出せなかった可能性があります。 - 似顔絵と実物の印象差
似顔絵は目撃証言や記憶をもとに描かれたもの。
髪型や年齢の違いで、同一人物と気づきにくかったようです。 - 当時のDNA捜査の限界
1999年当時は今ほどDNA鑑定が進んでおらず、照合データも少なかった時代。
今回、本人が提出に応じたことで一致が確認され、ようやく事件が動き出しました。
安福久美子の人物像まとめ(高校時代〜事件前まで)
安福久美子容疑者は、高校時代は軟式テニス部に所属していた、どちらかといえば控えめで大人しいタイプの女の子だったそうです。
同級生の証言によると
「感じのいい真面目な子」「穏やかな印象」
と語られており、周囲の評価は落ち着いた性格のイメージが強かったようです。
一方で、高羽さん(被害者の夫)には好意を寄せており、高校の3年間でバレンタインのチョコを2回渡したという話もあります。
ただ、その気持ちを本人が強く押し出したわけではなく、大学時代にも高羽さんの試合を見に来たり、練習後に泣き出した…というエピソードから、
“気持ちを抱え込んだまま苦しくなってしまうタイプ”
だったのかなと感じました。
■ 大学時代のエピソード
大学が別になっても、テニスを続けていた高羽さんの練習を見に来たことがあり、何時間も待っていた姿が印象的です。
喫茶店に入った瞬間にシクシク泣き出したという話からも、
「感情の処理が苦手で、一人で抱え込みやすい性格」
だったのではないかと想像できます。
表向きはおとなしそうでも、内面には強い思い込みや執着に近いものを持っていた可能性がありそうです。
■ 約20年後の再会と“明るい変化”
1999年に同級生18人でOB会があり、そこで安福容疑者は久しぶりに高羽さんと再会。
その時は
「家事も仕事も頑張ってるよ」
と明るく話していたとのこと。
高校時代の大人しい雰囲気から一転して、前向きに見える姿だったようです。
高羽さんも
「良かったじゃん、頑張ってね」
と声をかけており、この時点では特に不穏な気配はなかった様子。
しかし──
その5ヶ月後に事件が起きます。
■ 突然の凶行と残された疑問
高羽さんの妻・奈美子さんを刺した日の昼、安福容疑者はアパートを訪れます。
しかし、高羽さんは「住所を知らないはず」と語っており、どうやって居場所を知ったのかが大きな謎となっています。
接点はあったのか。
何か誤解や思い込みがあったのか。
あるいは長年の感情がねじれてしまったのか。
“なぜこのタイミングで?”
という不可解な点が多く、動機の部分は依然として分かっていません。
私(筆者)が感じたこと
正直、このエピソードを読んで感じたのは
「表面では分からない心の深い部分を抱えていた人なのかもしれない」
ということです。
高校時代の好意、大学時代の涙、そして20年後の“明るさ”。
どれも断片的ですが、心の奥ではずっと整理できない思いを抱え続けていたのかもしれません。
人は長い年月を経て、外側は変わったように見えても、心の芯に残っている感情ってそう簡単に消えないものです。
だからこそ、
「自分のせいだったら…」と語る高羽さんの後悔が胸に刺さります。
あの日、何が心のスイッチを押してしまったのか。
本人しか分からない闇があったのだろうと思います。
「彼女から告白を受けていた」26年前の未解決事件、逮捕された安福久美子容疑者は被害者の“夫の同級生” まさかの人物に夫は「事件の前年に…」【news23】
「喫茶店で会ったらシクシク泣き始めて…」 「名古屋主婦殺害」夫が語る「安福容疑者」の異様な素顔 「“思わせぶり”なこ
まとめ
高校時代の安福久美子容疑者は、おとなしくて印象のいい生徒だった。
卒アル写真と似顔絵は確かに“そっくり”だが、
当時は記憶の薄さや技術の限界から、すぐに逮捕に至らなかった。
26年を経てようやく事件が解決に向かった今、
「なぜ」「どうして」という疑問が改めて注目を集めています。
同級生の証言や卒アルの写真を見ると、
表面だけでは分からない“人の心の闇”を感じさせる事件でした。
管理人正直、この事件はゾッとしますね。
高校の同級生が、何十年も経ってから人を殺すなんて…。
卒アルの笑顔と、今の現実のギャップが怖い。
人の心の中って、本当にわからないものだと思いました。







