甲子園で注目を集める名門・広陵高校の野球部。
その裏で、「ある父親による実名告発」がネット上で大きな話題となっています。
注目されているのは、広陵高校野球部に所属していたとされる入江智祐(いりえ・ともひろ)さんと、その父親とされる人物によるFacebook投稿。
ただし、この投稿は現在削除されており、内容の確認ができないまま一人歩きしている状態です。
なかには「デマなのでは?」という声もあり、真偽を見極める冷静さが求められています。
この記事では、
- 告発されたとされる内容の概要
- 入江智祐さんの実在性について
- SNSでの反応と拡散の実態
- 騒動の疑問点
を独自に整理してお伝えします。
告発された内容|削除された投稿の中身とは?
SNSで拡散されている情報によれば、あるFacebook投稿にて以下のような訴えが記されていたとされています。
- 息子が野球部内で性器を触られるなどの性的被害を受けた
- 風呂場で熱湯・冷水をかけられたり、水中に沈められた
- 複数の教員が生徒に暴力を振るう現場も目撃されていた
- 学校やマスコミに相談しても「証拠がない」と門前払いされた
- 最終的に警察(安佐南警察署)に被害届を出した
しかし、この投稿はすでに削除されており、現在は元の投稿を直接見ることができません。

そのため、SNS上に出回っている情報はスクリーンショットや引用文などの“二次情報”のみ。
投稿が事実だったのか、意図的な削除だったのか、あるいは誤情報だったのか──明確な判断はできない状況です。
入江智祐さんは「ほぼ確実に」実在していた人物

ネット上では「この入江智祐さんって実在するの?」という声もありますが、在籍していた可能性は非常に高いです。
その理由は以下の通り。
- 【球歴.com】に、広陵高校3年生・入江智祐の名前が確認されている
- SNS上でも、野球部の部員一覧やメンバー表に同名が記載されていたとの投稿が複数存在
- 被害を訴える人物と同じ「山口県出身」という情報も一致
以上のことから、公式な発表はないものの、実在していた可能性はほぼ確実と考えられています。
ネットの反応|賞賛・共感・そして疑問の声も
今回の告発騒動に対して、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っています。
✅ 信じる派の声
- 「実名での告発はよほどの覚悟がないとできない」
- 「父親の投稿内容は具体的すぎて嘘とは思えない」
- 「警察が動いてるなら本物だろう」
⚠️ 疑う派の声
- 「肝心の投稿が削除されていて見られないのは怪しい」
- 「感情的な投稿が誤解を招いた可能性もあるのでは?」
- 「本人確認ができないまま拡散してしまっているのは危うい」
善意で信じたい気持ちと、冷静に情報を精査すべきだという指摘が、今まさにぶつかり合っている状況です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 入江智祐さんって本当に実在するの?デマじゃないの?
→ 完全なデマとは言い切れません。
現在、【球歴.com】という高校野球の記録サイトに「広陵高校3年・入江智祐」という名前が掲載されており、
またSNS上でも、2025年時点のメンバー一覧に同名が確認されたという報告が複数あります。
さらに、被害を訴える人物と同じ「山口県出身」との情報も一致しています。
ただし、学校や公的機関が「在籍していた」と正式に認めたわけではないため、「実在していた可能性が非常に高いが確定ではない」という立場になります。
Q2. Facebookで告発したのは本当に父親なの?なりすましでは?
→ 投稿者の名前は『Yoshiyuki Irie』で、被害を訴えた入江智祐さんと名字が一致しています。
投稿の内容も「息子が野球部で受けた被害」を訴えるもので、語り口や文脈から“父親の立場”とされるものでした。
しかし、Facebookのアカウントは現在削除または非公開設定となっており、第三者がなりすました可能性もゼロではありません。
そのため、「父親の可能性が高いが断定はできない」というのが現状です。
Q3. 告発内容って事実なの?それとも嘘の可能性もある?
→ 真偽はまだ不明です。
告発では「性的被害」「暴力」「学校側の隠蔽」などの深刻な内容が含まれていましたが、
現在は元投稿が削除されており、一次情報を直接確認できない状態です。
出回っている情報のほとんどは「スクリーンショット」や「まとめサイト」「YouTube動画」による二次情報です。
そのため、どこまでが事実で、どこからが憶測や誇張かは現時点で判断できません。
Q4. なぜFacebookの投稿はすぐ削除されたの?怪しくない?
→ 削除された理由は不明です。
考えられる理由としては以下のようなケースが想定されます:
- 感情的に投稿したが、あとで冷静になって削除した
- 誹謗中傷や炎上を避けるために非公開にした
- 外部からの通報・圧力で投稿を取り下げた
- 情報の一部に誤解があり、自主的に削除した
- アカウントごと削除された可能性もある
削除されたこと自体が“嘘だった証拠”とは言い切れませんが、情報の信ぴょう性が検証しにくくなっているのは確かです。
Q5. SNSではかなり拡散されているけど、全部信用していいの?
→ 拡散されているからといって、すべてが正しいとは限りません。
今回の件では、多くの人が善意でシェアしている一方で、情報が「切り取られた形」や「感情的な言葉」と一緒に拡散されており、
冷静さを欠いた情報も見受けられます。
事実が確定する前に断定的な発言や拡散をすると、関係者への誤った批判や名誉毀損につながる可能性もあります。
慎重に判断しましょう。
Q6. 学校や警察はすでに動いてるの?何か発表あった?
→ 一部の対応は公表されています。
日本高野連は2025年8月7日に「元部員の保護者から新たな情報提供があった」と発表し、
広陵高校側は「第三者委員会を設置して調査中」とコメントしています。
また、父親の投稿には「安佐南警察署に被害届を提出した」との記述もありましたが、
警察側からの公式発表は確認されていません。
Q7. これからどうなっていくの?今後の焦点は?
→ 今後のポイントは大きく3つです:
- 第三者委員会の調査結果がどう報告されるか
- 警察の捜査が本格化するかどうか(被害届が事実なら)
- 関係者による新たな証言や資料が出てくるかどうか
また、マスコミがどこまで取材して報道するかによって、一般への情報共有の質も大きく変わるでしょう。
記事の要点まとめ
✔ 要点まとめ
- 広陵高校野球部を巡る「新たな実名告発」がSNSで拡散中
- 投稿者は入江智祐さんの父とされているが、投稿は現在削除
- 告発の真偽は確認困難な状況
- 入江智祐さんは実在していた可能性が非常に高い
- 世間では「信じる派」と「慎重派」が二分化
- 真相解明は、第三者機関・報道・警察の対応待ち
✍ 総括
この問題は、被害を訴える側にとっては非常に重い内容であり、事実であれば絶対に見過ごされてはならない深刻なものです。
ただし、現時点では一次情報が確認できないため、すべてを鵜呑みにして拡散するのも危険です。
被害が事実なら、入江さんとその家族を守るために、冷静な環境と社会的支援が必要です。
一方で、誤情報であった場合には、関係者や学校側に大きなダメージを与えることにもつながりかねません。
今は「感情」で動くのではなく、「事実」に基づいて冷静に見守る姿勢が大切なのではないでしょうか。
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